PR

【転職体験談】30歳、営業職から介護施設へ飛び込んだ男性の挑戦記

スポンサーリンク
介護職を目指している方

未経験からの介護業界チャレンジ

こんにちは。私は現在 介護施設で働く31歳の男性、Sです。
1年前まで、まったく違う世界である 営業職 をしていました。大学を卒業後、ずっと営業畑を歩んできた私が、30歳の節目に「介護業界」へ飛び込んだ理由 と、未経験から 初任者研修の取得、そして その先の資格に挑戦したエピソード を共有したいと思います。

  • 転職前:某メーカーの営業職(全国を飛び回る日々)
  • 転職後:介護施設(特別養護老人ホーム)勤務
  • 取得資格:介護職員初任者研修 → 実務者研修 → 介護福祉士を目指して勉強中

1|営業職を辞めた理由は「やりがいのミスマッチ」

仕事自体は嫌いじゃなかった。でも…

以前は 大手メーカーで法人向けの営業 をやっていました。チームや上司にも恵まれ、数字を追うこと 自体にはそこまで抵抗がありませんでした。しかし、いつしか 「自分がこの先、本当にやりたい仕事は何だろう?」 と考えるように。

  • 20代の頃は 売上を伸ばす ことに燃えていた
  • 30歳が近づくにつれ、仕事の先にある“人の暮らし”や“社会への貢献” が気になり始める

営業の仕事は嫌いではなかったものの、「もっと直接“ありがとう”を感じられる仕事がしたい」 と思う気持ちが日々強まりました。

祖父の介護がきっかけで興味を持つ

実は転職を考え始めた頃、私の祖父が体調を崩してしまったんです。入院後、介護施設への入所 が必要になり、家族で相談して施設見学へ。そこで 介護職員さんが祖父に優しく声かけをしてくれたり、車椅子の操作をテキパキこなしている姿 を見ました。

「どんな仕事よりも“人を支える”現場に近い。しかも感謝をダイレクトに受け取れるんだな。」

一気に 「介護の現場で働きたい」 という思いが高まり、営業職を辞める決断をするきっかけになりました。


2|介護業界未経験から飛び込むまでの流れ

情報収集と転職エージェントの活用

とはいえ、営業から介護への転職 はそう簡単ではありません。周囲には反対する人もいましたし、私自身も 「未経験で本当にやっていけるのか?」 という不安がありました。

  • まずは 転職エージェント求人サイト を活用し、介護施設や福祉業界の情報を集める
  • 「未経験歓迎」 と書かれている施設を中心にリストアップ
  • 面接時には 「なぜ介護を選んだのか」「祖父の介護を通じて感じたこと」 を正直に話す

結果、特別養護老人ホーム への就職が決まりました。面接担当者からは 「未経験でも熱意があれば大歓迎です」 と言っていただき、思い切って転職 に踏み切ったのです。

初任者研修の取得で得た自信

新しい職場から 「早めに初任者研修を取っておいた方がいい」 というアドバイスがあり、入職後すぐに 介護職員初任者研修 (旧ホームヘルパー2級)を受講しました。

  • 講座は週末や仕事終わりに通えるコース を選択(費用は自己負担+一部施設負担)
  • 基礎的な介助方法認知症ケア の初歩を学ぶ中で、少しずつ知識を身につける
  • 施設の先輩に教えてもらいながら、研修内容を現場で実践できるのも大きなメリット

「座学だけじゃなく、実際に身体を動かして介護技術を練習するのが楽しかった」
これが営業時代の研修とはまるで違う面白さでした。

研修修了後に 資格証 を手にしたときは、「これでやっと介護のスタートラインに立てた」 と感じ、今でも大切な思い出です。


3|現場でのリアル体験|挫折と学び

最初は戸惑いの連続…

初任者研修で基礎を学んだとはいえ、実際の現場は 想像以上にハード でした。特に以下のような場面で戸惑いましたね。

  1. 排泄介助
    • 「何から準備して、どう声をかければいいのか?」と最初は緊張。
    • 先輩が丁寧に教えてくれたが、慣れるまでに時間 がかかった。
  2. 利用者さんとのコミュニケーション
    • 営業時代と違い、相手はご高齢の方。認知症の症状 を持つ方には、まず相手のペースに合わせた会話が必要。
    • 「どう接していいのか分からない…」と悩んだ時期も。

先輩スタッフのフォローに感謝

戸惑いが多かった分、周囲のフォロー が本当に助かりました。

  • 「そんなに急がなくていいよ。まずは利用者さんの表情をよく見てみて」とアドバイス
  • 一緒に介助をしながら 「ここではこうするんだよ」 と実地で教えてくれる
  • 小さな失敗があっても、「次はこうすればいい」と前向きに伝えてくれる

営業時代の職場とはまた違う、チームプレーの温かさ を実感。利用者さんから直接 「ありがとう」 を言われることもあり、日々のやりがいが大きいことに気づきました。


4|さらなる高みへ:実務者研修と介護福祉士を目指して

介護職員実務者研修を受講

初任者研修を取得して現場になじむうちに、「もっと介護技術を深く学びたい」 と思うように。そこで、施設の補助制度を活用して 介護職員実務者研修 を受講しました。

  • より高度な介護技術医療的ケア(痰の吸引など) の基本を学べる
  • 施設の助成金や奨学金制度があり、自己負担は軽減
  • 修了後は 介護福祉士試験の受験資格 が得られる

営業時代にはなかった 資格取得のモチベーション が持続することに驚きました。勉強会や試験対策は大変ですが、着実にスキルアップできている手応えがあります。

介護福祉士に挑戦中

現在は、介護福祉士の資格取得 に向けて猛勉強中です。

  • 実務経験3年+実務者研修修了 で受験資格が得られる
  • 国家資格であり、取得すると 給与アップキャリアの選択肢 が広がる
  • 職場の先輩や友人とも情報交換しながら、仕事と勉強を両立

資格取得がゴールではなく、利用者さんにより質の高いケア を提供するための手段だと思っています。営業で鍛えた コミュニケーションスキル目標達成への粘り強さ がここで活かせるのは嬉しいですね。


5|転職して変わったこと|家族や自身への影響

生活リズムと働き方

営業職時代は 出張やノルマ に追われる日々で、生活リズムは不規則。今は 早番や遅番、夜勤 などのシフト制ですが、決まったサイクルで働ける ことが多く、プライベートの予定を立てやすく なったと感じています。

  • 夜勤明けの昼間 に自由な時間が取れたり、平日の休み に用事を済ませられる利点も
  • 営業のように 「締め日が近いから休めない」 といった追い込みとは無縁

家族や友人の反応

最初は 「営業から介護?大丈夫なの?」 と心配していた家族も、今では 「楽しそうに働いてるね」 と言ってくれます。友人からも 「すごい決断力だね」 と応援の声が増えました。

  • 祖父も「おまえが介護の仕事をしてくれて嬉しいよ」と言ってくれる
  • 「人のために頑張っている」という実感を持ちやすく、自分自身も前向き になれた

6|これからの展望とアドバイス

更なるキャリアの可能性

介護業界は 施設介護、訪問介護、デイサービス、リハビリ専門、ケアマネージャー など多彩なキャリアがあります。私自身、介護福祉士 を取得したら、いずれは ケアマネージャー生活相談員 として活躍できる場を目指したいと思っています。

  • 営業で培ったコミュニケーション力 は、利用者さんだけでなく、家族や医療機関との連携 にも活かせる
  • 「やりがい」と「キャリアアップ」を両立できるのが介護の魅力

転職を考えている方へのアドバイス

もし 「今の仕事にやりがいを感じない」、「人と直に関わる仕事がしたい」 という思いがあるなら、介護業界への転職 も選択肢のひとつとして考えてみてほしいです。

  • 未経験OK の職場は意外に多い
  • 初任者研修など 資格取得支援 があるところも増えている
  • チームでサポートし合う 風土が根付いている施設を選べば、安心して学んでいける

確かに体力的な大変さや夜勤などの苦労はありますが、利用者さんからの「ありがとう」は何ものにも代えがたい喜び です。営業時代には得られなかった達成感と温かさを、私は介護の現場で見つけることができました。


まとめ|30歳からでも遅くない、介護の世界で広がる未来

30歳で営業の仕事から飛び出し、介護施設に身を置いて約1年。毎日が新しい発見と学びの連続です。未経験で不安は大きかったですが、

  1. 初任者研修の取得 で基礎を固める
  2. 実務者研修→介護福祉士 と資格を段階的に取得する
  3. チームメンバーと協力しあう 働き方にやりがいを感じる

この3つを軸に、自分のキャリアをしっかり築ける と実感しています。これからも資格や現場の経験を積み重ねて、利用者さんが安心して過ごせる環境 を作っていきたい。そして、同じように転職を迷っている人に、少しでも勇気を与えられたら嬉しいです。

もしあなたが 「30代からでも介護の仕事に挑戦できる?」 と悩んでいるなら、私の体験談が後押しになれば幸いです。“人に寄り添う” というやりがいは、きっとあなたの人生を豊かにしてくれるはずです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
何か気になる点や質問があれば、ぜひコメントやメッセージでお気軽にどうぞ!