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介護職にとっての“夏休み”ってどんな感じ?現場のリアルとおすすめの過ごし方

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介護職の現状

夏といえば、まとまった休みをとって旅行に出かけたり、帰省したりとリフレッシュの季節。でも、介護職の皆さんにとって、いわゆる“夏休み”はどうなっているのでしょうか?今回は、介護職の夏季休暇の実態や、限られた休みでもリフレッシュできる過ごし方についてご紹介します。

介護職の夏休みは「2~3日」が一般的?

介護業界での「夏季休暇」は、一般企業に比べてかなり短め。多くの施設では2~3日の連休が主流で、5連休以上取れるケースは少数派です。そもそも介護施設は年中無休で利用者を支える場。人員がギリギリで回っている職場も多く、長期休暇を取りづらいのが現状です。

ただし、施設の形態によっては状況が異なります。たとえば通所型(デイサービスなど)の施設では、お盆の時期に事業所自体が休業することもあるため、比較的休暇がとりやすい傾向があります。一方で入所型(特養や老健など)の施設では、交代制でシフトを組んで対応するのが一般的です。

お盆休みも「ある人・ない人」が分かれる

夏季休暇といえば「お盆休み」を思い浮かべる人も多いですが、介護職では必ずしもその時期に休みが取れるわけではありません。ケアの継続が最優先なので、人手不足の影響で「お盆期間中も勤務」という職員も多くいます。家族や親戚との予定を立てづらいという声も、介護職あるあるのひとつです。

限られた休日、どう過ごす?

せっかく取れた貴重な休み。心と体をリフレッシュするために、介護職の皆さんはどんな過ごし方をしているのでしょうか?以下、人気のある過ごし方をピックアップしました。

家での過ごし方

  • 読書、音楽鑑賞、ドラマや映画をゆっくり見る
  • DIYやハンドメイドなどの趣味に没頭する
  • たっぷり睡眠をとって、心身の疲れを回復
  • マッサージやストレッチで体のケア
  • ゆっくりお風呂に浸かって癒される

「今日は何もしない日!」と決めて、思いきりダラダラ過ごすのも立派なセルフケア。日々忙しく働いている自分へのご褒美です。

外での過ごし方

  • 近所を散策して軽い運動&気分転換
  • ジムやカラオケで汗を流してストレス発散
  • 日帰り温泉や観光地に出かけて非日常を楽しむ
  • リラクゼーション施設でプロの手による癒し体験

日帰りで気軽に行ける場所でも、非日常の空間に身を置くことで、驚くほどリフレッシュできます。

夜勤明けの休日には注意が必要

介護職には夜勤もつきもの。夜勤明けに1日休みがあったとしても、つい“寝溜め”して1日が終わってしまう…という人も多いのでは?ただし生活リズムを乱すと、次の勤務に影響が出ることも。可能であれば軽く体を動かす、短時間の仮眠にとどめるなど、上手にコントロールしたいところです。

休暇制度は職場によってバラバラ

実は、「夏季休暇あり」と求人票に書いてあっても、実際の取りやすさや連休の有無は職場ごとに異なります。転職や職場選びの際には、休暇制度の実態や有給消化率、休みの希望が通りやすいかどうかなど、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

少しの休みでも“質”を高めよう

介護職は心身ともに負担の大きい仕事だからこそ、休みの質が何より大切です。長期休暇が取りづらいからこそ、1日でもしっかりリセットできるような過ごし方を心がけたいですね。

限られた休日をどう活かすかは、自分次第。「ちゃんと休む」ことも、よりよいケアを続けるための大事な仕事です。